online factory tour
生コンとは?生コンはどうやって製造するのか?をご紹介いたします。
「生コン(生コンクリート)」は、建物や道路を作る時に使われる材料の1つです。生コンは、固まっていない状態のコンクリートを指します。生コンは、水・砂・砂利・セメント等を混ぜ合わせて作られます。
ちなみに、生コンクリートが固まったものを「コンクリート」と呼びます。コンクリートは、強くて丈夫な材料で、建物や道路などさまざまな場所に使われます。
生コンクリートを作るための材料、砂利や砂などの骨材がベルトコンベアを使ってプラントに運ばれてきます。また、セメント・水・混和剤はバケットエレベーターやポンプで貯蔵ビンに揚げられます。これらの材料は、生コンを作るために欠かせないものです。
運ばれてきた砂利や砂などの骨材は、種類ごとに分けて特別な容器(貯蔵瓶)に保存されます。ここでは、材料が混ざらないようにしっかりと管理されています。
必要な量の材料を正確に計量します。設計された分量を正確に計量することで、要求されたスランプ・強度の生コンクリートを製造できます。
計量された材料をミキサで混ぜ合わせます。ミキサの中では、多数の羽が回転しで混ぜるよりも強い力で練り上げます。この工程で、すべての材料が均一に混ざり合い、生コンクリートが出来上がります。十分に練り混ざっていないと、コンクリートが固まった後に強度が足りなくなるので、ここでも注意が必要です。
練りあがった生コンクリートを、一旦ホッパで受け、製造量を確認してから、生コン車へ積み込みます。
生コン車は、ドラムと呼ばれる回転するタンクがあり、ドラムの中には、らせん状の羽が設けられ。材料が分離しないように撹拌しながら走ります。
生コンができるまでの様子を動画でみてみましょう。
生コンは、軽量から混ぜ合わせ、輸送まで、多くの人と連携をしながら製品を取り扱っています。